先週ミッドランドシネマ2にて
『マノロブラニク トカゲに靴を作った少年』を
鑑賞してきました。
近頃はブランドあるいは服飾文化の歴史を追うような映画や
『ファイア・バイ・ルブタン』のようにブランドとしての
芸術性にフォーカスを当てた作品が多かったように思うので、
デザイナー自身を追うドキュメンタリーを鑑賞するのは久々でした。
靴やブランドは知っていても、果たしてそれを作っている人は
どんな人なのか?
感想としては、チャーミングとはこのことか、の一言につきます。
人を惹きつける靴を作り続けられるのは
本人の人柄が魅力的でもあるからなんだな、と思いました。
かつてはデザイナーさん本人のインタビューを観れるのは
大変貴重なことだったと思うのでいい時代になったなと実感します。
名古屋での映画の公開は終わってしまいましたが、
1カットごとに見せ方が変わる靴を静止で見るのも楽しいと思うので
まだご覧になっていない方はDVDでも楽しめると思います。
名古屋には昨年、日本最大規模のマノロブラニク直営店が
栄三越にオープンしたばかり。
元から直営店のあるルブタンなどに比べれば
まだまだお見かけする機会が少ないブランドですが
これから修理にお持ちいただく機会も増えるのかなと
たのしみにしております。
というのも新品のお靴の美しさもさることながら
大事に履きこまれた靴を拝見させていただくのは
靴修理屋としては喜びのひとつなのです。
マノロブラニクに限らず、お困りのものがあれば
ぜひご相談にいらしてください。
ご来店おまちしております。