靴修理、カバン修理は、リペアスタイル。名古屋市内は、名古屋駅地下店、名古屋本山店、愛知県岡崎店で靴修理、カバン修理をしています。REPAIR STYLE

A shoe? shoes??

普段何気なく使っている“シューズ”と言う単語。

もちろん日本語で言うところの靴のことなのですが。

 

なぜshoesと複数形なのか考えたことはありませんか?

 

特に英語に詳しいと言うわけではないので解説は憚られますが、

単純にワンペア、左右両足一足づつで一つのものとみなすからです。

 

日本語においては片足だけでもワンペアのものでも

靴、と表現してしまいますよね。

日本語の便利さでもあり不自由さでもあります。

 

さて、なぜ今回この話題を出したかと言うと、

靴は1組で一つであることを再確認していただきたいからです。

 

片足のみのピンヒールの交換やリフトの交換、

余程強いご希望があればやらせていただきますが

基本的には両足での交換をお勧めいたします。

なぜかと言うと、片足だけだと高さが変わってしまう恐れがあるからです。

また、ゴムが完全に磨り減ったもしくはとれた状態で

もう片足の状態まで推測するのは非常に難しいです。

ピンヒールのなんかだと特にそうですね。

片足だけの修理の場合であってもできれば靴は両足分お持ちください。

 

靴の色補修に関しても同様です。

新品の靴なのに大きな傷をつけてしまったので直して欲しい、

片足だけシミができてしまったなどなどご要望いただきます。

色補修の場合は片足なら片足だけの作業で充分なのですが、

作業を進めるにあたってもう片足を参考に進めた方がより自然な仕上がりになります。

ぶつけやすいつま先の角なんかは革のカーブ具合も違いますので…。

できれば両足お預けください。

 

見積もりに関しても同様で、片足だけを見させていただいた分では

正確な価格が伝えられないことがございます。

左右の足の大きさや癖は違ってくるので片足は大丈夫だったのに

もう片足見ると…なんて事もままあります。

 

靴って意外と重たいので大変かとは思いますが、

より美しい仕上がり、より長く持つ修理のために

ご協力お願いいたします。

 

ちなみに!

REPAIRSTYLEではお修理でお預けいただくお靴、

磨ける素材のものは基本的に軽く磨いてお返ししております。

 

しかし、片足だけだと磨いてしまうと変になってしまうので

磨かない場合があります。

そう言う意味では両足お預けいただいた方がお得かも…?

 

靴は二つで一つ。

そのイメージがもっと浸透するといいな、と思います!

重くて大変と言う場合には宅配にてお送り頂いても構いません。

 

気軽にご相談ください!お待ちしております。